まだ資金調達で悩んでるの?

中小企業経営者にとって資金調達は経営において人材確保に並ぶ重要なウェイトを占める仕事だと思う。

 

銀行や国庫からの借入が一般的な方法だが、貸借対照表上で借入金は「負債」に分類される、つまりは「借金」だ。

 

もちろんそれを否定するわけじゃない。

昨今かなりの低金利で借入が出来るため、今のうちに借りておこう!と言う経営者も多いんじゃないだろうか。

しかし、この借入金(ここでは主に銀行や国庫からの融資とする)一度借りると追加の融資を得るにはそれなりの条件が必要になってくるし、いざ必要!って時により随分前には準備をしないといけない。
経営者たるもの先を見越しそうあるべきなのは重々承知の上で、あえて言いたい。

急に必要な時もある!!と。

例えば、大口取引が立て続けに来て、目の前に仕事があるのに仕入れのお金がない!!とか。

現金残高を見ていれば!という声もあるだろう(所謂キャッシュフロー経営ってやつ?)

しかし!そんな事分かってたらやってるわ!!とか
分かってても時間掛かり過ぎなんだよ!!という人には この後の文章を読む価値があると思う。

ズバリ!!オススメしたい資金調達手段が今流行りの「ファクタリング」だ。

「ファクタリング」とは自社が持っている売掛金(売掛債権とも言う)を流動化する資金調達手段。

売掛金本来請求してから現金化されるまでには契約上の締め日に基づく時間差がある。
よほどの優良大企業と付き合っていても最低30日前後。(中小企業法により請求から60日以内支払いの義務があるので、末締め翌々末払いにすると60日を超える事があるため、だいたいは末締め翌末払いが多いはず。)

 

これでは間に合わない場合、どうするか?!

この売掛金を現金化すればいい話。それが「ファクタリング=売掛債権の流動化」である。

 

仕組みとしてはこんな感じ(2社間取引の場合)

売掛金発生時

A社:物を売って請求書を発行→→B社:物を受取り代金は翌月末払い

 現金先渡し↑ ↓売掛金売買

F社:売掛金を買取

 

売掛金の決済日

A社:受け取った代金をF社へ支払い←B社:代金を支払い

     ↓売掛金分支払

F社:売掛金を受取り

 

A社は売掛金をB社から受け取る前に、F社に売る事で現金を得ます。

決済日には、B社がいつも通りA社に売掛金を支払い。
A社は受け取った売掛金をそのままF社に引き渡す。

という流れ。

 

つまりA社は翌月にしか手に出来なかった現金をいち早く次の事業に充てる事ができるようになるわけだ。

 

F社はというと、売掛金売買の際に手数料分を引いて現金化し、そこで儲けを出してる訳。

例えば、500万の売掛金を買い取った場合、現金化は450万とか。
500万は全てF社に引き渡し、手数料分50万がF社の利益。

 

ファクタリングは審査も売掛先の信用度を重視するので、自社が赤字でも利用できたり、銀行借入を断られる様な状況でも、問題なく現金を手にできる。

要は、売掛金さえあればいいのだ!!
もちろん売掛金さえあれば何度でも利用可能ときている。

 

もちろんファクタリングが両手を上げて受け入れるべき神の手ではない。

メリット・デメリットを理解して活用すれば、融資なんかより遥かに手軽に、そしてスピーディに事業を展開する最強の資金調達手段じゃないかと思う。

 

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